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Interview

【魅力的な人にインタビュー】
< アーティスト  鳥丸義弘氏> が

20年間大切にしていること。

2023年にアーティストとして

活動を始め20周年を迎える鳥丸義弘氏。

温暖な鹿児島で生まれ育った鳥丸義弘氏が、

アーティストとして鹿児島で活動を始め

これまで20年間続けられたコツや

これまでのストーリー未来の展望を伺い

お客様に愛され続ける理由に

ついてインタビュー。

2023 September
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​鳥丸 義弘 (Yoshihiro Torimaru)

プロフィール

 

1954年 鹿児島生まれ

パフォーマンス アーティスト

      

20才より、ジュエリー創作の道へ進みキャリアを経る。

ジュエリーデザインに独自の宇宙観を表現する。

 

幼い頃から空手道を通じて静と動の精神も養う。

 

1990年代 海外各地を旅する。その中でもニュージーランドの大自然と個性豊かなアートや空間、自然を大切にするライフスタイルに強く影響を受ける。

 

帰国後、ニュージーランドと日本の文化交流を目的にサザンクロス交流会を発足。

 

2003年より国内では大阪、福岡。海外ではフランス、イタリア、イギリス、ベルギー等にて、個展、グループ展、展覧会多数出展。

 

2016 〜 2017年、英国王立芸術家協会名誉会員となる。

 

現在は、自然豊かな鹿児島にてスローライフを楽しみつつ、アーティストとして、空手道精神と動の世界を融合する、枠を超えた独自の作風で人々に『癒しをもたらすアート』の作品作りに情熱を注いでいる。

 

また、サスティナブルな社会を目指し、アーティストとして社会に貢献できることの一つとして、日本人の美意識、『わび・さび』をこわれた大切な器などを用い作品を作り、アート体験を通して大事なことを伝えていきたい、と現在準備を進めている。

​Interview

自然が身近な環境で育ち、海や山を犬と駆け回ることが好きな少年だった

 

どのような幼少期を過ごしましたか。

 

自然が豊かな環境で自由に過ごしていました。

母は穏やかで優しく、おやつを作ってよく帰りを待っていてくれました。


 

アーティストを志したきっかけを教えてください。

 

友人の影響で度々訪れたニュージーランド国内を旅するうちに、個性豊かなアーティストや壮大な自然、人々が自然を大切にしているところにとても惹かれました。

 

帰国後、『ニュージーランドの素晴らしい自然やアート、文化をお互いの国に伝えながら人の輪ができる、そんなフレンドリーな会にしたい』と思い、ニュージーランドと日本の文化交流会『サザンクロス』をニュージーランドを代表する芸術家の方と一緒につくりました。

 

交流会を通してたくさんのアーティストの方々の作品に出会い感銘を受けました。その後、アートや空間を作ることが好きになりました。

 

アートの特徴でもある「動きのある作風」はどのようにして誕生したのですか。

 

空手の精神と動を取り入れたことにより、リズム感のあるアートが生まれました。

 

その瞬間のインスピレーション、音、空気、思いなどすべてを身体全体で表現しつつ、様々な画材にアクリルを振り描く独自の技法です。


 

アーティストとして活動を続けようと思ったのはなぜですか。

 

あるカメラマンの方がわたしが描いたアートを、アート&デザインフェアーに出品してみては、とご提案くださいました。

実際に出品してみたところ幸運なことにアーティスト100人に選出されました。

 

その出来事がアーティストとして活動を始める第一歩となりました。

その後、東京のギャラリーや国際平和展等よりオファーをいただき、アートを出品しました。


 

鳥丸さんの作品には、洋と和と宇宙観の融合による他にはないスタイルを感じます。どのようにインスピレーションを受けていますか?

 

鹿児島の豊かな自然の中で過ごしている時、海外各地、ニュージーランドを旅行した時の光景や音、サザンクロス交流会で出会った様々な作品や音楽からインスピレーションを受けています。

 

海外の文化、異なるアートの色や魅力的な空間等、様々な違いがクリエーションの源になっています。


 

自分を信じて1歩踏み出すことを大切にしています。

 

アーティストとしての成長についてご自身でどのように感じていらっしゃいますか。

 

アーティストとしての活動は地道な努力や挑戦、失敗を重ねて徐々に成長していくもの、ということを学ばさせていただきました。

 

周りの方々の温かい支えと、たくさんの人々との出会いに心から感謝しています。

 

常に夢と目標を持って前向きに前進すること、そして大変なことがあっても自分を信じて1歩踏み出すことを大切にしています。


 

これまでの活動を振り返り続けていきたいこと、挑戦したいことを教えて下さい。

 

一人一人使命を持って生まれていると考えています。

 

アートは人に与える影響力があり

自身の思い、気持ちが絵に表現されています。

 

そのため本当に良いアートとは何か、について

常に自分と向き合っています。

 

私にとって『本当に良いもの』は『自然のような美しさ』であると考えています。

 

10年後、100年後も飽きのこない、人々に癒しをもたらすと共に、新たな可能性を広げるきっかけとなるような絵を描くことを日々目指しています。

 

これまでと同じように失敗を恐れず、アートへの情熱を持ち続けていきたいと思っています。

 

今後は、サスティナブルな社会を目指し、アーティストとして社会に貢献できることの一つとして、欠けた湯呑みやグラス、思い出の器などを用いてアート作品を作るエコアート体験ワークショップを開催予定です。

 

日本人は昔から一つのものを大切に丁寧に扱い、簡素な中にある美しさと時の経過がもたらす静けさを大切にしてきました。

 

日本人の美意識として根付いている『わび・さび』をこわれた大切なものに新しい息吹を入れて作品を作る体験を通して人々に伝えていきたいと思っています。

 

太陽の光が降り注ぐゆっくりとした時間の流れるアートギャラリーで、子供から大人まで一緒に楽しく作品を作ることを、とても楽しみにしています。


 

Art photos / Text: Victoria

#アーティスト鳥丸義弘 #インタビュー

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